意外な反応

 昨日、今日の「あまちゃん」を観ていて、自分自身の意外な反応に気がつきました。
先週までは「そうか、いよいよ震災を描くのね」といった感じでしたが、いざ昨日の放送を見た後で、ちょっと平静でない自分を発見して驚いています。
過去記事で何度も述べているように、岩手といっても開発者の住む二戸市は内陸なので、沿岸地区のような甚大な被害はありませんでした。
外形的に見える被害の痕跡は家の内装に残った20カ所程度の壁紙のひび割れぐらいです。普段の生活の中で表面的には影響を意識せずに暮らしています。
番組の表現は十分に抑制的で、震災の影響を受けた生活シーンを連ねていました。
それなのにこの放送を見て、「やはりあの時は異常だった」と再認識させられました。
都内の帰宅困難者がこぞって徒歩で道路を歩くシーンや、被災地に住む人たちの安否を気遣うシーンなどに表現されている不安が、当然その場にいない側(つまり心配されている側)から見えた気がしました。
←ジオラマでの表現もスバラシイです
当日の様子は震災1年後の記事でいくらか書きましたので繰り返しませんが、確かに携帯やパソコンのメールで多くの「生きてるか」的な連絡をいただきました。
携帯メールは半日以上経ったころにポロンと来ていました。
停電が続いていたので、携帯の電源も入れたり切ったりして節約していました。
電話連絡は震災翌日の昼頃から公衆電話が無料開放されていることを知り、親兄弟などに連絡が取れました。
大津波が見知った地域を襲っていることはラジオで聞いていましたが、その映像を見たのは停電が復旧した後でした。

日常に埋もれがちな意識を、娯楽色の強いこの番組で呼び覚まされるなんて、思いもよりませんでした。
やはりあの時の不安な気持ちは、知らないうちに深く刻まれているのだと、自分自身の意外な反応に驚いています。
まとまらない文章ですいません。








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